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チップボールって言葉

紙器を作る元になる板紙の原材料には種類がいくつかあります。

ダンボールなどは木材のチップから出来ていますが、紙器には様々な素材が使われています。

藁パルプを使ったボール紙には「マニラボール」「チップボール」「コートボール」などがあり、その素材についてこれから詳しくお話して行きます。

「チップボール」

チップボールとは板紙の一種で、新聞古紙・雑誌古紙を主体としたネズミ色した積層紙である。

板紙としては厚い部類の紙で310~2400g/m2の米坪レンジがあり、色々な用途に使われる。

また、このチップボールの特抄品(変形商品)として、裏白チップボ-ル・両面チップボール・茶ボール多種多様な商品がある。

表裏には新聞古紙を使用し、嵩(厚み)を出す中層に雑誌古紙を使用するのが一般的な製造である。

また、600~800g/m2を越えるような米坪については抄紙後に貼合して厚みを出す。

用途としては、紙器、貼合用、芯材、当紙など強度を要する物の補強的な意味合いで使われる事が多い。

上製本のような装幀では、表紙の厚み(強度)を出すために芯材としてチップボールが使われる。

「コートボール」

表面を白く加工仕上げした所謂「白ボール」と呼ばれるボール紙の中で最も広く使用されている。

白板紙の生産量の約50%を占めるこの紙はその需要の高さから既成サイズが非常に豊富で利用しやすい。

ボール紙に比べてコート面の平滑性が高く、美しいこと等からトムソン箱、機械箱のベース紙に、貼箱の場合には中ゲス用用紙としてよく使用される。

「マニラボール」

一般マニラ(いっぱんまにら)とは、白板紙の一種である。

本来、強靭な繊維であるマニラ麻を原料とする白板紙をマニラ(マニラボール)と呼んでいたが、近年では抄紙技術が上がり特殊な用途のみ使われている。

本来の意味からすると高級白板紙、特殊白板紙、一般マニラの3品種がマニラボールに分類されるが、マニラ麻を使用することは少なく一般マニラを定義することは難しい。

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