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紙ってなに

コピーに失敗したからと言って丸めてポイ。

今では、紙に困る事は無くなりました。

しかし、紙の歴史はだいぶ昔から存在しています。

段ボールも紙で出来ていますが、人類が文字を残す事が出来たのは、紙が存在していたからです。

紙の歴史を見て行きましょう。

【紙とは】

紙とは「植物繊維を膠着(固定)させて製造したもの」で広義には「素材として合成高分子物質を用いて製造した合成紙のほか、繊維状無機材料を配合した紙も含む」と、日本工業規格 紙・板紙及びパルプには定義付けされています。

分かりやすく言えば、木材などの植物から取り出した繊維状物質(パルプ)を水の中に分散させ、それを網や簀(す)の上に均一なシート状を形成するように流出させ、絡みあわせて脱水したのちに乾燥させたものです。

この過程で薬品や染料を添加したり塗布したり、加圧するなどさまざまな処理・加工が行われて最終的に紙となります。

紙が発明され普及する以前から、人間は世界各地で文字などの記録の媒体として羊などの動物の皮をなめしてつかった(羊皮紙)や、植物の幹を薄く削ぎ、おし叩いて接着した(パピルス)などさまざまなものを利用してきました。

現在、紙と呼ばれているものの製法は西暦105年、中国の蔡倫(さいりん)によって確立されました。

当時の原料は樹皮、ほろ布、麻繊維、魚網などであったとされ、現在のように木材が主に使われるのはずいぶん先のことです。

日本には、西暦610年高句麗の僧・曇徴(どんちょう)によって正式に紙の製造方法が伝えられたとされています。

当時、日本の紙の主な原料は麻ではなく楮(こうぞ)が使われ、これがのちに日本独自の和紙を生み出しました。

こうしてつくられた紙は主に写経材料として使われ普及していき、より完成度が高まっていったと考えられています。

繊維をバラバラにほぐして漉き上げ、薄く平らにするという方法は今日でも基本的に変わっていません。

時代が進むにつれ量的・質的なニーズに応じて高品質な紙が大量生産されており、現在私たちの生活になくてはならない重要な存在となりました。

紙はさまざまな原料からつくられますが、そのほとんどは木材から抽出される木材パルプで作られています。

木材パルプとは木材をほぐすことによって得られるセルロース繊維を抽出したものです。

木材が紙の原料となったのは、19世紀後半からで、それより前は非木材植物が主原料とされていました。

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